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リードシートモードベータ版

音声・MP3からコード解析

曲をアップロードするか、リンクを貼り付けてください。Ivoryがすべてのコードを聴き取り、録音と一緒に流れるタイムラインに並べます。どのコードにも、ディグリーネーム、キーの中での役割、鍵盤での押さえ方が付いています。

  • どの曲も無料でプレビュー
  • 最大10分の音声ファイル、またはリンク
  • ボーカル入りの曲まるごとに対応
Ivoryのコードタイムライン:曲のコードが一つずつ、ディグリーネームと機能を記したカードとしてメロディーの上に並び、録音と同期している画面

曲のコードを耳コピする力は、身につける価値のある技術です。ただし、時間がかかります。同じ4秒を何度も聴き直し、コードを当てはめては巻き戻し、Cメロに入ったところで迷子になる。その最初のたたき台を、Ivoryが代わりに作ります。ボーカルもドラムも含めて録音全体を聴き、ハーモニーを1拍ずつ書き起こしていきます。

できあがるのは、音声の上にコード名が浮かんでいるだけのリストではありません。すべてのコードが曲の拍のグリッドに乗って小節に収まり、Ivoryが判定したキーの中で読み解かれます。だからコード進行を、ミュージシャンが頭の中で考えるのと同じ形で読めます。I、IV、V、平行調のマイナーへの展開、そしてCメロに出てくる借用和音。

得られるもの

曲と一緒に動くコードタイムライン

各コードは、拍のグリッド上に鳴っている長さのぶんだけ伸びるカードです。再生を押すと、いま鳴っているコードが光り、その下をメロディーが流れていきます。

ディグリーネームと機能

すべてのコードを曲のキーの中で分析します。ローマ数字のディグリーネーム(I、vi、V⁷)、転回形、そして役割(主音、下属音、属音)。コード進行が、一度覚えればどの曲でも見抜けるパターンになります。

どのコードも鍵盤で確認

コードをクリックすると、ピアノの鍵盤で構成音を確認でき、音も聴けます。C♯m⁷/G♯のような記号を見ても、まだ指がどう動けばいいか分からない。そんなときに役立ちます。

移調もスロー再生も

曲を上下に最大1オクターブまで移調でき、コード、五線、再生音がすべて連動します。速度は4分の1まで落とすことも、2倍速にすることもできます。

メロディーも一緒に

コードには、それが支えるメロディーも付いてきます。コードの下の五線にメロディーを、Ivoryが聴き取れた場合は第2旋律とベースラインも表示します。

譜面の印刷と書き出し

PDFを印刷したり、すべてのコードシンボルが入ったMusicXMLをMuseScore、Sibelius、Finale、Doricoで開いたり、MIDIをDAWに読み込んだりできます。

Ivoryのコードタイムラインでクリックしたコードと、その構成音を示すピアノの鍵盤
コードをクリックすると、構成音が鍵盤に表示され、その響きも聴けます。

曲のコードを調べる方法

手順は4つです。難しいところはIvoryが引き受けます。

  1. 曲をアップロード、またはリンクを貼り付け

    MP3、M4A、WAVをはじめ、ほとんどの音声・動画ファイル(最大10分)、またはYouTube・TikTok・Instagramのリンクに対応しています。Ivoryが想定しているのはフルミックスの音源です。聴き取るのは曲全体のハーモニーであって、ひとつだけ取り出した楽器ではありません。

  2. Ivoryが拍、小節、キーを聴き取る

    すべての拍を追い、各小節の頭を見つけ、拍ごとにコードを判定し、曲のキーを割り出します。拍とコードは同じモデルから得られるため、コードチェンジは必ず拍の位置にそろいます。

  3. 再生しながらコード進行を読む

    曲をダイナミック表示で開きます。メロディーの上のタイムラインにコードが並び、鳴っているコードがハイライトされます。コードをクリックして鍵盤での押さえ方を見たり、曲を移調したり、速度を落としたりできます。

  4. 印刷または書き出し

    クラシック表示に切り替えると、メロディーの上にコードシンボルが付いたリードシートになります。そのまま印刷するか、PDF、MusicXML、MIDIで書き出せます。

コードの精度はどのくらい?

私たちは、学習に一度も使っていない実際の楽曲でモデルを評価しています。正解のコードは、人の手でラベル付けしたものです。それらの曲での結果は次のとおりです。

92%曲の長さのうち、正しいコードが付いている割合(メジャー・マイナーのレベルで評価)
99%検出できた拍の割合
9割以上正しい拍から始まっている小節の割合

学習に使っていない実際の楽曲で測定(2026年10月)。

数字を正直に読むと、およそ12拍に1拍には、まだ間違ったコードが付いているということです。ただ、間違いが無作為に起こることはまれで、よくあるのは次のようなものです。

  • 5度離れたコードになることがあります(曲ではCなのにGになるなど)。ベースが5度の音を弾いているときや、コードが暗示されているだけのときです。
  • メジャーコードと、その平行調のマイナーコードを取り違えることがあります(CとAmは3つの構成音のうち2つが共通)。主に3度の音が弾かれていないときです。
  • 速い進行では、コードチェンジが1拍早まったり遅れたりすることがあります。短い経過和音が、前後のコードにまとめられてしまうこともあります。
  • メロディーだけの箇所やアカペラのイントロは、コードなし(N.C.)と判定されることがあります。手がかりがほとんどないとき、Ivoryは当て推量でコードを付けるより、コードなしを選びます。
  • 密なジャズのボイシングは簡略化されます。たとえばオルタード・ドミナントは、ふつうのセブンスコードとして書かれます。

これらの数字はまだ少数の曲(今のところ6曲)によるものなので、目安として受け取ってください。クリーンなスタジオミックスなら、騒がしい会場でのライブ録音よりも、たいてい良い結果になります。また、どのコードも音声と同期して再生されるので、怪しいコードもすぐに確かめられます。

Ivoryが認識できるコードは?

12種類のルートと、次の19種類のコードタイプを認識します。いずれも、ルートとは別のベース音を持つ形(D/F♯のような分数コード)と持たない形の両方を扱えます。

メジャー、マイナー、7、maj7、m7、6、m6、add9、9、maj9、m9、sus2、sus4、7sus4、dim、dim7、m7♭5、aug、m(maj7)

これより音の多いコードは、この中で最も近いものとして書かれます(13thのコードは9thとして、オルタード・ドミナントは7thとして)。ハーモニーのない部分はN.C.と表記されます。

作り手が語る、コード認識が難しい理由

コードが「コードとして」弾かれることは、めったにありません。ギタリストはかき鳴らし、ピアニストは両手に振り分けて4拍にわたって鳴らし、ストリングスは構成音のうち2つを伸ばして、残りの1つは歌い手が担います。フルミックスの中では、それらの音がドラムや声、リバーブと同じ帯域を分け合っています。そして、CかAmかを決めるベース音が、キックドラムの下で鈍く響く「ドン」という音でしかないこともあります。

いちばん難しいケースこそ、私たちに最も多くを教えてくれました。下に何も鳴っていないアルペジオでは、拍の上で鳴るのはベースだけで、残りの構成音はそのあと1音ずつ現れます。そのためモデルは、拍の一点ではなく、拍をまたいで聴かなければなりません。私たちのコードモデルは、1拍ずつ手作業でラベル付けした楽曲に加え、私たち自身がさまざまなスタイルで作曲・レンダリングした数百曲から学習しています。そこではすべてのコードが正確に分かっていて、難しいパターンもあえて盛り込んであります。

Ivoryはさらに、拍とコードを1つのグリッド上で一緒に予測します。2つの拍の間に落ちるコードチェンジは、ほぼ例外なく、音楽的な事実ではなくタイミングの誤りです。そのため、ハーモニーを拍に結びつけるだけで、この種の間違いをまとめて取り除けます。しかもコードは最初から小節に収まった状態で手に入り、すぐに読めます。

音声からコードを解析するのはどんな人?

楽譜ではなく「曲」を演奏する人なら、誰にでも役立ちます。

  • 耳コピで曲を覚えるギタリスト、ピアニスト、ウクレレ奏者。ボイシングを練る前に、まずコード進行をつかみたい人に。
  • 伴奏者に渡すコード譜が必要なシンガー。
  • セットリストを準備するカバーバンドや教会の賛美チーム。実際に演奏するキーで譜面を用意できます。
  • その進行がなぜうまくいくのかを、再生中の画面にディグリーネームを映しながら説明する先生。
  • 好きな曲のハーモニーを研究したり、自分のデモを譜面にしたりするソングライター。

コード、リードシート、それともピアノ楽譜?

コードは、リードシートの半分にあたります。リードシートでは、五線にメロディーも書かれ、その上にコードシンボルが並びます。メロディーも欲しいなら「音声からリードシート作成」をご覧ください。録音がピアノソロで、両手のすべての音が欲しい場合は、Ivoryのピアノモードが完全な楽譜を書き起こします。「音声から楽譜へ」をご覧ください。そして、構成音からひとつのコードの名前を知りたいときは、無料ツールの「コード識別」が使えます。

よくある質問

どの曲も、まずは無料プレビューから始まります。Ivoryが曲を採譜し、最初の8小節をお見せします。1クレジットで曲全体を解除でき、サブスクリプションには月100曲が含まれます。クレジットに有効期限はありません。

MP3、M4A、WAVをはじめ、ほとんどの音声・動画ファイル(最大10分)、またはYouTube・TikTok・Instagramの動画リンクが使えます。

はい。コードはIvoryのリードシートモードから得られます。このモードは、ボーカル、バンド、ギター、ピアノなどが入った、完成した楽曲のために作られています。アカペラのイントロのように音がごく少ない箇所は、コードなしになることがあります。

はい。Ivoryは曲のキーを割り出し、そのキーの中ですべてのコードを分析して、ディグリーネームと機能を示します。曲を移調するとコードも一緒に移り、分析はそのまま変わりません。

まだ対応していません。コードはシンボルで表記され、クリックするとピアノの鍵盤で構成音が表示されます。シンボル自体は、どの楽器でも使えます。

はい、曲を解除すれば書き出せます。PDFのリードシート、MuseScore、Sibelius、Finale、Doricoで使えるコードシンボル入りのMusicXML、そしてMIDIに対応しています。

曲の長さと処理の混み具合によりますが、通常は数分です。処理中はページを離れてもかまいません。曲はライブラリで待っています。

次に弾きたい曲のコードを調べましょう

録音をアップロードするかリンクを貼り付ければ、数分後には、そのハーモニーを小節ごとに読めます。

ML

執筆者

Marius Lumbroso

Ivory 共同創業者

MariusはIvoryの共同創業者で、ピアノ録音をMIDIと楽譜に変換する機械学習モデルを担当しています。自動採譜の背後にある技術について執筆しています。